次世代デジタルカードゲームのサーバー設計と運用 〜『Shadowverse: Worlds Beyond』の舞台裏~
青木 淳
吉野 友人
金 恵康
- セッション分野
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ENG(エンジニアリング)
- キーワード
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サーバーUX
- 対象プラットフォーム
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モバイルPC
- セッション難易度
- 求められるスキル
- ・サーバーサイド開発の基礎知識: 言語(C#、PHPなど)を問わず、REST APIやデータベースを用いた一般的なバックエンド開発の経験があること
・gRPC、またはMagicOnionなどのリアルタイム通信技術、およびスケーリングに関心があること
・「マルチプレイでの同期」「サーバー負荷によるラグ」「データの不整合」といった、大規模な対戦・交流ゲーム特有の技術課題について、興味があること - 得られる知見
- ・リアルタイムサーバーとAPIサーバーを併用し、開発効率を最大化しながらデータ整合性を守り抜く、実践的なサーバー構成
・仮想空間への同時入室や1対多のブロードキャストなど、多人数の同時接続を支えるための具体的な実装・管理ノウハウ
・ECSを活用し、コンテンツの特性(バトル、ロビー、メッセージ等)に応じて動的かつ安全にサーバーリソースを管理する運用術 - 写真撮影 / SNS投稿
セッション内容
『Shadowverse: Worlds Beyond』では前作『Shadowverse』からより進化した「カードバトル」に加え、仮想空間「シャドバパーク」が新たに実装されました。
本セッションでは、「カードバトル」や「シャドバパーク」で採用したC#サーバーとPHPサーバーのハイブリッド構成を含むサーバー全体の設計思想、1対1の「カードバトル」や多数に向けてブロードキャストする「観戦」「モニター配信」機能ならびに「シャドバパーク」における多数のアバター同期など要件の異なる多様なリアルタイム通信を実現した方法を説明します。また、リアルタイム通信サーバーにC#ベースの「MagicOnion」を採用したことで実現したUnityクライアントとサーバー間でのコードの共通化といった効率的な開発体験をはじめ、リアルタイム通信サーバーの実践的な知見をお伝えします。
講演者
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青木 淳
株式会社Cygames
サーバーサイド ゲームエンジニア
講演者プロフィール
スマートフォンやPCゲームの運用・開発を経て、2022年に株式会社Cygamesへ合流。
『Shadowverse: Worlds Beyond』ではサーバーサイドの設計および実装を担当。
現在は本作のエンジニアリーダーを務めている。受講者へのメッセージ
『Shadowverse: Worlds Beyond』は前作『Shadowverse』の開発・運用経験を活かし、より楽しめるデジタルカードゲームとして2025年6月にリリースしました。より深く楽しめる「カードバトル」と、新要素である「シャドバパーク」がもたらす新たなユーザー体験。これらの要件をいかに解決し、形にしたのか。
本セッションでは、システム設計からサーバー実装までの実践的なノウハウをお話しします。 -
吉野 友人
株式会社Cysharp
株式会社Cysharp ソフトウェアエンジニア
講演者プロフィール
Web制作、アプリ開発などを経て、2019年に株式会社Cysharpへ合流。
OSSライブラリーのメンテナーやC#技術サポートのほか、『プリコネ!グランドマスターズ』でC#サーバーの設計および実装を担当。
『Shadowverse: Worlds Beyond』ではC#サーバーおよびリアルタイム通信フレームワークに関する開発のサポートとして参画。
コミュニティーおよびOSSへの貢献により、Microsoft MVP for Developer Technologiesを受賞。受講者へのメッセージ
『Shadowverse: Worlds Beyond』では「カードバトル」や「シャドバパーク」といったリアルタイム通信を活用した様々なコンテンツが実装されています。
本セッションでは実際のゲーム開発で採用しているリアルタイム通信サーバーのフレームワークと具体的な実装パターンなどについて紹介します。
C#サーバーに興味がある、あるいはリアルタイム通信を活用したゲームに興味がある方々にとってより良い開発のヒントとなれば幸いです。 -
金 恵康
株式会社Cygames
サーバーサイド ゲームエンジニア
講演者プロフィール
複数のゲーム会社でサーバー開発・インフラ構築などを経て2022年に株式会社Cygamesへ合流。
『Shadowverse: Worlds Beyond』ではサーバーサイドのリーダーとして開発と運用に携わる。受講者へのメッセージ
『Shadowverse: Worlds Beyond』では、ユーザーに新たな体験を届ける仮想空間「シャドバパーク」実現のため、多種多様なリアルタイム通信機能の開発が求められました。
本セッションでは同時入室制御やモニター配信・常時通知システムなど、ステートフルなリアルタイム通信サービスにおけるユーザー体験・負荷分散・運用管理を支えるシステムの構築と運用アプローチについて説明します。
リアルタイム通信サーバーの開発や運用の事例として興味のある方々の一助となれば幸いです。