7/22 第3会場 公募 16:40-17:40 60 レギュラーセッション Ask the speaker

SILENT HILLのプロデュース術 「推し」の時代に推されるゲームをめざすには? ユーザーの熱量を重視するプロデュース方針と海外開発を軸にしたグローバルゲーム開発進行

岡本 基

松尾 泰樹

杉本 絢音

セッション分野
BP(ビジネス&プロデュース)
セッション関連分野
PRD
キーワード
QA
対象プラットフォーム
コンシューマ
PC
セッション難易度
求められるスキル
・将来プロデューサー職になりたい気持ち
・海外の開発スタジオとの仕事への興味
・プログラムやアート、オーディオなどの専門知識は特に必要ありません
得られる知見
・市場分析を元にしたロジカルな企画立案のやり方
・直観と検証のサイクルで企画を具現化していく方法論
・海外開発の実態についての知識
・海外開発スタジオとのコミュニケーションの仕方
・ユーザーの熱量を重視したファンダム形成の知見
写真撮影 / SNS投稿
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セッション内容

『SILENT HILL 2』と『SILENT HILL f』の開発を中心に、「SILENT HILL」シリーズのプロデュース術を語ります。

SILENT HILLチームは2022年に「SILENT HILL」シリーズの復活を宣言して、リメイクと新作を含む3本のゲームを同時に発表し、ユーザーの熱量を高めました。2024年に『SILENT HILL 2』が高い評価を獲得してシリーズの復活を印象付けた上で、翌2025年には『SILENT HILL f』もまた高い評価を獲得するとともに高い人気を獲得してグローバルでヒットしました。

企画立案から発表に至るまで、どのようなコンセプトや狙いでゲームを組み立てていったかを振り返ります。「SILENT HILL」シリーズは売上の大半が海外市場で占められており、企画実現にあたってどのような指標やプロセスを重視して検証を行っていったかも解説します。

「SILENT HILL」シリーズの大半は海外スタジオで開発されています。『SILENT HILL 2』はポーランドのBloober Teamが担当し、『SILENT HILL f』は台湾のNeoBards Entertainmentが担当しており、海外開発との連携が重要です。本講演では海外スタジオとのコミュニケーションについても深掘りしていきます。

またチームメンバーは20代が多く、若い視点で新たに「SILENT HILL」シリーズの魅力を分析し、全世界のファンの皆さんにお届けしています。本講演では、統括プロデューサーの岡本だけでなく、若いスタッフの口からも海外スタジオとの開発やコミュニケーションに関して語ってもらいます。グローバル体制で開発され、グローバル市場に売られているシリーズの開発経験談を通じて、真のグローバルゲーム開発の一端をご紹介いたします。

プロデューサーは開発チームとユーザーの間に立つ存在です。開発しているプロジェクトに対して客観的でロジカルなレビューを行う必要があります。一方でユーザーの熱量を重視し、「推し」の時代に推されるゲームとしてコミュニケーションを設計する必要があります。『SILENT HILL f』は多数の考察とファンアートが投稿され、ファンダムが大きく成長しました。

本講演は、市場分析からロジカルに企画を組み立てるプロデューサー術から、海外開発との体験談まで幅広い知見を取り扱います。プロデューサー職に興味のある方、海外開発に関心のある方、グローバルでのプロジェクト進行に興味のある方、「推し」文化の形成を狙っている方に特に強くお勧めします。

講演者

  • 岡本 基

    岡本 基

    株式会社コナミデジタルエンタテインメント

    第1制作部  統括プロデューサー

    講演者プロフィール

    2019年に株式会社コナミデジタルエンタテインメントへ入社。
    「SILENT HILL」シリーズのプロデューサーを務め、『SILENT HILL: The Short Message』『SILENT HILL 2』『SILENT HILL f』『SILENT HILL townfall』のプロデュースを行っている。

    受講者へのメッセージ

    『SILENT HILL 2』と『SILENT HILL f』の開発を中心に、「SILENT HILL」シリーズのプロデュース術を語ります。
     SILENT HILLチームは2024年に『SILENT HILL 2』が高い評価を獲得してシリーズの復活を印象付けた上で、翌2025年には『SILENT HILL f』もまた高い評価を獲得するとともに高い人気を獲得してグローバルでヒットしました。
    企画立案から発表に至るまで、どのようなコンセプトや狙いでゲームを組み立てていったかを振り返ります。「SILENT HILL」シリーズは売上の大半が海外市場で占められており、企画実現にあたってどのような指標やプロセスを重視して検証を行っていったかも解説します。
    グローバルでの開発、グローバル市場向けのタイトル開発について関心のある方々の参考になれば幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 松尾 泰樹

    松尾 泰樹

    株式会社コナミデジタルエンタテインメント

    第1制作部  アシスタントプロデューサー

    講演者プロフィール

    2018年に株式会社コナミデジタルエンタテインメントへ入社。
    内製チームにてレベルデザイナーとしてキャリアをスタートし、その後『SILENT HILL: The Short Message』および『SILENT HILL 2』ではプロデューサーアシスタントとして開発・進行管理業務に携わる。

    受講者へのメッセージ

    レベルデザイナーからプロデュース関連業務へと転向し、国内およびグローバルの両方でプロデュース業務に携わってきました。
    グローバルでの開発・進行管理において実際に感じた苦労や、そこで得られた気づき・発見についてお話しできればと考えています。
    グローバルでのプロデュース業務に興味がある方や、将来的に海外チームとの協業に関わってみたい方にとって、少しでも参考になるお話をお届けできれば幸いです。

  • 杉本 絢音

    杉本 絢音

    株式会社コナミデジタルエンタテインメント

    第1制作部  プランナー

    講演者プロフィール

    2022年に株式会社コナミデジタルエンタテインメントへ入社。
    『SILENT HILL f』ではプロデューサーアシスタントとして、台湾に拠点を置く開発スタジオとの制作進行や、国内外の協力先とのコミュニケーションに関する実務を担当。

    受講者へのメッセージ

    海外スタジオとの開発体制の中での具体的な体験談を交えながら、プロジェクトの進行を支えるうえで意識してきた点について、現場目線でお話しします。
    言語面に不安はありつつも、海外チームとの協業に関心のある方に、ぜひ聞いていただければ嬉しいです。