属人化を叩き割れ!「制作加速」と「安定化」の矛盾を打破する:8年目プロダクトが辿り着いた「ミスが起こり得ない」アセット制作フローの全貌
池谷 駿弥
- セッション分野
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PRD(プロダクション)
- セッション関連分野
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ENGVA
- キーワード
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QATACI/CDGaaS
- 対象プラットフォーム
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モバイル
- セッション難易度
- 求められるスキル
- - アセット制作数が増え続ける中で、品質担保や運用管理に限界を感じている方
- ヒューマンエラーを「人の注意」ではなく、「仕組み」によって根本的に解決したい方
- 制作体制の拡大に伴い、個人の知識や経験に頼らずに品質を維持できるスケーラブルな環境を作りたい方
- アセット管理などの定型業務を自動化し、クリエイターが制作に集中できる環境を作りたい方
- 長期運営タイトルにおいて、アセット仕様の複雑化・多様化による属人化を解消したいと考えている方 - 得られる知見
- - 「大量のアセットの効率的な制作」と「品質と運用管理の安定性」という矛盾を両立するワークフロー設計に関する知見
- 属人化を解消し、責任と作業負荷を分散させることで、制作チームをスケール可能とする環境改善手法
- 長期運用に伴うアセット仕様の複雑化を隠蔽し、クリエイターが「創造的作業」に専念できる環境設計思考 - 写真撮影 / SNS投稿
セッション内容
バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」は8年目を迎え、月間340以上の新規アイテム、2800以上の新規ファイルが制作され、毎週アセットリリースが行われる膨大なアセット規模に達しています。制作加速の一方で、長期運用による仕様の複雑化と属人化が深刻化し、「事故のない安定的な制作」の限界を迎えていました。
本セッションでは、企画からリリースまでの制作フロー全体を見直し、制作の加速と安定性という矛盾を両立した手法を共有します。
具体的には、「品質」と「管理」の2軸から以下のような技術的アプローチを解説します。
- DCCツールでの制作完結化: Photoshop/Mayaデータの自動チェック、Maya上でUnity上の見た目を再現するシェーダやシミュレーション
- 仕様を隠蔽するUnity基盤: 約50以上の複雑な仕様を自動判別・吸収し、クリエイターが意識せずとも正しいアセットを作れる制作・チェック体制
- Notion×CI/CDによる管理の自動化: Git, CI/CD, Notion APIを連携させ、20以上の並行開発ブランチ管理や週次リリースなどの定型作業の自動化と、各職種による独立制御と責任分離の両立
単なるツールの紹介に留まらず、必然的な安定性のための「システムからルールを作る」逆転の発想や、複雑な仕様を隠蔽しクリエイターを創造的作業に専念させる環境設計思考、「ミスが起こり得ない仕組み」により責任と作業負荷を分散する環境改善手法、などについても共有します。
講演者
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池谷 駿弥
REALITY株式会社
Engineering部/Technical Artチーム テクニカルアーティスト
講演者プロフィール
2022年4月、グリーホールディングス株式会社に新卒エンジニアとして入社。同月よりREALITY株式会社に配属され、Unityエンジニアとして主にアバター機能の開発やアセット運用を担当。
約1年半の社内プロジェクトを経て、2025年7月のTechnical Artチーム発足に寄与。
現在は同チームで、テクニカルアーティストとして従事。主にアバター領域において、アセット制作パイプラインの整備からアプリ機能の開発まで幅広く担当。受講者へのメッセージ
かつて限界を迎えていた「REALITY」の制作現場が、いかにして「ミスが起こり得ない」制作フローを構築し、運用中のプロダクトへと組み込んだのか。その泥臭くもシステマチックな改善の軌跡を余すことなく共有します。
特定の環境に限らず多くの方に応用いただける内容になっていますので、少しでも気になった方はぜひ気軽に聞きに来ていただけると嬉しいです!
また、今回のCEDECでは以下のセッションにも登壇させていただきます。ご都合がよろしければ、ぜひ合わせてご受講ください!
『課題発見から始めるプロダクト密着型TA組織立ち上げ 〜小規模TAチームが3Dアセットの生産性を倍にした方法〜』