7/22 第8会場 公募 15:00-16:00 60 レギュラーセッション Ask the speaker

20年続く社内勉強会「ALM」の運用哲学 〜試行錯誤から見えた「継続」の本質〜

山口 大祐

村上 雅裕

セッション分野
PRD(プロダクション)
セッション関連分野
ENG
対象プラットフォーム
なし
セッション難易度
求められるスキル
* 技術ブランディングやエンジニアの採用広報に課題を持つ人事・広報担当者
* 社内のアウトプット文化が定着せず、特定の人しか登壇しないことに悩むCTO・VPoE・開発リーダー
* エンジニア組織の活性化と、個人の成長をリンクさせたいと考えているマネージャー
得られる知見
* 「きっかけの制度化」と「自発性」を共存させる環境設計: アウトプットを日常の習慣にするための制度設計と、心理的ハードルを極限まで下げる運用ハックの具体例を提示します。
* 20年間マンネリ化させずに継続させる運営手法: 社内勉強会(ALM)を形骸化させず、全職種(All Layer)を巻き込んで組織の熱量を維持し続けるための演出と工夫を紹介します。
* 専任不在で回る「兼務型」技術広報の仕組み: 現場の知見を拾い上げ、社内発信を外部登壇(CEDEC等)へと繋げるための具体的なスカウトフローと支援体制を詳説します。
写真撮影 / SNS投稿
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セッション内容

「技術発信を文化にしたいが、掛け声だけでは誰も動かない」「業務命令にすると質が下がり、やらされ感だけが残る」。これは多くの組織が抱えるジレンマです。
当社(KLab株式会社)では、20年にわたり全社的な社内勉強会「ALM (All Layer Meeting)」と、エンジニア全員が対象の情報共有「Techメール」を継続してきました。
これらが長期間途切れることなく続いてきたのは、決して「意識の高い有志」の熱量だけに頼ってきたからではありません。本セッションでは、組織として「発信のきっかけ」を制度化しつつ、いかにしてそれを「自発的な文化」へと昇華させてきたか、その両立のメソッドを公開します。例えば、目標設定による「アウトプットの習慣化」を土台としながら、期限間近の「除夜のTechメール」をも一つの文化として肯定し、楽しむといった、心理的ハードルを下げるための泥臭い運用ハック。そして、現場を熟知した「兼務スタッフ」による丁寧なスカウトを通じて、社内の「練習試合」を外部登壇という「公式戦」へ繋げていくエコシステムの構築術。20年間の試行錯誤から見えてきた、自発性を「待つ」のではなく「誘発する」ための環境設計について、現場の実例を交えてお話しします。

講演者

  • 山口 大祐

    山口 大祐

    KLab株式会社

    エンジニアリング本部 技術広報グループ  グループリーダー

    講演者プロフィール

    2018年にKLab株式会社に中途入社。
    モバイルオンラインゲームのサーバーサイドアプリ開発を中心に、開発環境のクラウドインフラなど、開発環境の改善にも取り組んでいます。

    また、2024年からは技術広報グループのグループリーダーも兼任しています。

    受講者へのメッセージ

    情報発信の促進と共に、情報発信をきっかけとした社内交流の試行錯誤についてもお話させていただきます。
    セッションをきっかけに、ぜひ皆さんと意見交換させてください!

  • 村上 雅裕

    村上 雅裕

    KLab株式会社

    エンジニアリング本部 執行部

    講演者プロフィール

    2012年にKLab株式会社へ中途入社。入社後はiOSエンジニアとして開発に携わり、Unityエンジニアへと領域を広げる。以降、開発リーダーやプロジェクトマネージャーとしてモバイルゲーム開発を担う。現在はエンジニアリング本部 執行部として技術組織づくりを推進するとともに、ゲーム開発の現場で開発リーダーとしてプロジェクトを牽引している。元技術広報グループマネージャーとして、既存の取り組みを基盤に技術広報の仕組み化を進めてきた。

    受講者へのメッセージ

    技術発信を文化として根付かせたいと考えても、自発性に任せるだけでは継続しないという課題に直面することが多いと思います。本セッションでは、発信のきっかけとなる仕組みと自発性をどのように両立させてきたのか、その考え方と具体的な取り組みを現場の実例を交えて紹介します。現場で起こりがちな課題や試行錯誤も含め、文化として定着させるためのヒントを持ち帰っていただければ幸いです。