「現実のためのゲームエンジン」は何を変えるのか ── Auris実運用から見えた事例とポテンシャル
竹下 俊一
伊藤匠
- セッション分野
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GD(ゲームデザイン)
- セッション関連分野
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ENGSND
- キーワード
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アナログ/体験型アクセシビリティ
- 対象プラットフォーム
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モバイル
- セッション難易度
- 求められるスキル
- ・ロケーションベースエンターテインメント、展示、街・施設を舞台にした体験設計への関心
・「ゲームの技術をゲーム以外にどう転用できるか」に興味のある方 - 得られる知見
- ・現実空間を「レベルデザイン可能なフィールド」として扱う際の体験設計
・cmオーダーの3次元自己位置推定を前提としたインタラクション設計の考え方
・GPS / Beaconでは解決できなかった課題と、それに対する技術的選択
・音声・立体音響を主軸にした「視界を塞がないMR体験」の利点と制約
・フラグ管理・状態遷移を“人の移動”で駆動するゲームロジック設計
・実際の施設・文化財・公共空間で運用する際に直面した制約(法規・導線・安全性)とその回避方法
・ゲーム開発の知見を、現実世界・アクセシビリティ・インフラ領域へ転用する際の具体的な勘所 - 写真撮影 / SNS投稿
セッション内容
スマートフォン一台で現実空間をスキャンし、cmオーダーの自己位置推定と音声を中心とした演出によって「現実そのものを6Dofで歩き回れるゲーム空間に変える」現実のためのゲームエンジン「Auris」の設計と実装について解説します。
Aurisは、空間に3次元のトリガーボックス(ジオフェンス)を無制限に配置し、侵入・退出・滞在・向きといったユーザー行動をトリガーとして、物語進行・フラグ管理・音響演出・外部デバイス連携を実現する“現実のためのゲームエンジン”です。
本セッションでは、Unity等の既存ゲームエンジンと何が根本的に異なるのか、なぜ「Audio First」という設計思想に至ったのか、そして博物館・街・万博といった実運用環境で得られた知見を、技術的判断と失敗事例を交えて共有します。
講演者
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竹下 俊一
株式会社GATARI
CEO
講演者プロフィール
東京大学 教養学部 教養学科・超域科学文化分科 文化人類学コース卒。
在学中に株式会社GATARIを創業。全国最大規模の学生VRサークルUT-virtualの創設者でもあり、
若い世代のVRコミュニティのボトムアップに尽力する。 2022年に現実のためのゲームエンジン「Auris」をリリースし、
フィジカルな世界とデジタルな世界が融け合うMixed Reality社会の実現を目指す。受講者へのメッセージ
現実のためのゲームエンジンは、ゲーム産業が長年培ってきた様々な技術や演出の効果を現実世界のフィールドに広げる可能性を秘めています。
街全体がゲーム機になるような、デジタルだけでない未来のゲームのあり方について皆さんと議論を深める機会となれば幸いです。 -
伊藤匠
株式会社GATARI
開発 CTO
講演者プロフィール
株式会社GATARI共同創業者。Mixed Realityプラットフォーム「Auris」のプロトタイプ版開発、および初期リリースの設計・実装を担当。リリース後も継続的な機能改善とアーキテクチャの発展に取り組み、現在に至るまでAurisの進化に貢献し続けている。
受講者へのメッセージ
Aurisの体験は、まさしくゲームエンジンのビジュアルスクリプティングに近い感覚で作成することができます。
現実空間に根付いたコンテンツの編集体験という独自の課題についてどのようなアプローチをしているかお伝えします。