「日本らしさ」の作り方——Forza Horizon 6における文化監修の実践
山下 恭子
- セッション分野
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PRD(プロダクション)
- セッション関連分野
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VAGDBP
- 対象プラットフォーム
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コンシューマPC
- セッション難易度
- 求められるスキル
- • ゲーム開発における基本的な工程の知識(どのフェーズでどんな意思決定が行われるか)
• 外国の文化が題材となっている作品づくりの基本的な概念 - 得られる知見
- • 文化アドバイザーは何をする人か、いつ・どの深度でプロジェクトに関与すべきか
• 現地調査で何を見る・感じるべきか、リサーチだけでは拾えないものとは何か
• 「チェックボックス」ではなく「実践」としての文化的真正性とは何か
• ステレオタイプと文化的敬意の境界線をどう引くか
• 監修者と開発チームの関係性の作り方 - 写真撮影 / SNS投稿
セッション内容
日本が舞台の『Forza Horizon 6』。しかし奥深い日本の文化を「らしさ」として画面に落とし込むのは、資料やリファレンスだけでは辿り着けない領域です。本講演では、Cultural Consultant(文化アドバイザー)として日本人スタッフが一人もいないイギリスのスタジオ、Playground Gamesの開発チームと伴走した立場から、文化監修の実務を具体的に振り返ります。現地調査で開発スタッフが初めて肌で感じ取った日本の空気感、ゲームデザイン・ビジュアル・サウンドをめぐる無数の小さな判断の背景まで——「本物らしさ」のある日本をどのようなプロセスでゲームに落とし込んだのか、実例を交えながら語ります。
講演者
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山下 恭子
Cultural Consultant 文化アドバイザー
講演者プロフィール
1997年株式会社スクウェア(現スクウェア・エニックス)の北米支社Square Soft, Inc.に入社。「ファイナルファンタジーVII ~ XI」「キングダムハーツ」などのマーケティング・PR、「ファイナルファンタジー」初の海外オーケストラコンサートをプロデュース後、2004年にXSEED Games(現Marvelous USA, Inc.)を共同設立。2006年に独立し、日本と海外を繋ぐビジネス・クリエイティブコンサルタント、プロデューサー、通訳として活動を続けている。近年ではEnhanceでパブリッシング全般を担当し、Forza Horizon 6のCultural Consultant (文化アドバイザー) を務めた。
受講者へのメッセージ
「文化監修って実際何をするの?」「いつプロジェクトに入ってもらうべき?」「どこまで関与してもらうもの?」——そんな疑問を一度でも持ったことがある方には、特に響く内容になると思います。日本人スタッフが一人もいないチームが、どうやって「日本らしさ」を作り上げたのか。単なる「チェックリスト」ではなく、開発のあらゆる意思決定に文化的視点をどう組み込むか——その実践的なプロセスを、具体的な例を通してお話します。