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プログラミング・開発環境

ノミネート(1)

プログラマブルシェーダ、プロシージャル処理など、常に「次世代」を先取りした技術開発
Crytekエンジン開発チーム (Crytek GmbH)

選考理由 水面表現、プロシージャル手法、光の表現、オープンワールドへの挑戦など、常に、更なる「次世代」を狙って先端技術開発を続けている。同社が発表するデモは、多くの開発者の刺激となり、業界の技術レベル向上意欲に貢献する事多大である。

ノミネート(2)

グローバルイルミネーションの実ゲームにおける応用技術
「ソニックワールドアドベンチャー」プログラミングチーム (株式会社セガ)

選考理由 独自に開発した計算アルゴリズム、事前計算負荷の分散処理などの技術を用いて、グローバルイルミネーションの実ゲーム応用を実現した。基本的な静的グローバルイルミネーションのみならず、ライトフィールド技術の構築により、キャラクターや動的オブジェクトの背景への自然な溶け込みも実現している。これにより、描画品質をムービーレベルに引き上げ、かつアーティストの作業負荷を低減させた。

ノミネート(3)

プログラマブルシェーダの活用技術
川瀬 正樹 氏 (シリコンスタジオ株式会社)

選考理由 今日における高品位な描画表現ではプログラマブルシェーダの活用が重要な要素であるが、これを初期から積極的に活用 (例:「DOUBLE-S.T.E.A.L.」シリーズなど) し、世界的にも最先端の研究開発と実装を行った。また、これらの技術をDirextX SDK、CEDEC、GDCなどで公開し、国際的な業界技術レベルの向上に寄与した。現行の多くのポストプロセッシングエフェクトの技術ベースとなっている。

ノミネート(4)

業界最高峰の描画品質実現技術
"Little Big Planet" 開発チーム (Media Molecule Limited)

選考理由 ゲームデザインのユニークさにおいても高い評価を得ている “Little Big Planet” だが、その描画においても惜しげもなく最先端技術を投入している。その結果、ジオラマ的なリアルなおもちゃ箱のような雰囲気をリアルタイムで実現している。また、この技術を積極的に開示し、国際的に業界の技術力向上に寄与している。

ノミネート(5)

リアルタイム変形コリジョンと、優れた描画表現技術
「ワンダと巨像」プログラミングチーム (株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント)

選考理由 リアルタイム変形コリジョンの実現技術は、巨像によじ登り、必死でしがみつくというゲームメカニクスの核となっている。優れた技術が、新しいゲームデザインに結び付いた好例として挙げたい。また、前作の「ICO」においても空気感を感じさせる素晴らしい描画を実現していたが、本作では更にこれが進化するとともに、ファーの表現なども実現している。

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