アカデミック・基盤技術

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公募 AC  

コンピュータは言葉を操れるか?~自然言語処理からみた人工知能の現在と応用

日時 : 8月25日(木) 10:00~11:00
会場 : R303
形式 : レギュラーセッション
難易度 : 甘口(学生含めどなたでも)
写真撮影 : 不可
SNS公開 :
資料公開 : なし
受講スキル
人工知能、自然言語処理に興味のある方。一般向けですので専門知識は不要です。
受講者が
得られるで
あろう知見
人工知能、特に人間とのインタラクションに必要な自然言語処理分野について、関連プロジェクトと現状の概要が理解できる。

セッションの内容
人工知能をとりまく研究開発は発展目覚ましく、さまざまな成果が発表されていますが、人間の言葉をコンピュータで扱う自然言語処理に関する技術は最も難しい分野のひとつと考えられます。
本セッションでは、まず最近話題になった人工知能関連の研究開発トピックを取り上げ、問題によって異なる本質を説明し、現状の理解と将来の推測をするための考え方を提供します。
次に、大学入学試験の自動解答「ロボットは東大に入れるか」短編小説の自動生成「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」などから講演者の関わる研究プロジェクトを中心に、人間と会話をするシステムである対話システムについても紹介し、言葉を「理解」する、言葉を「生成」するという二つの観点で、自然言語処理技術の概要と課題をわかりやすく解説します。
最後に、全体をまとめつつ、エンターテインメント分野における応用の可能性について議論します。

※開催日時が変更になりました。

講演者プロフィール

狩野 芳伸

狩野 芳伸
静岡大学
情報学部 行動情報学科
准教授
2001年東京大学理学部物理学科卒、2007年東京大学情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻博士課程単位取得退学。博士(情報理工学)。東京大学特任研究員、科学技術振興機構さきがけ研究者等を経て、2014年より静岡大学情報学部准教授。
より人間に近いモデルによる自然な自動対話システムの構築と、自然言語処理の応用に興味をもつ。「ロボットは東大に入れるか」「人狼知能」などのプロジェクトメンバー。

個人ウェブサイト
http://kanolab.net/kano/index.ja.html
《講演者からのメッセージ》

人工知能に関連する分野は幅広く、立場や考え方もさまざまです。私自身の研究の興味という視点から、最新の研究事例をいくつかご紹介し、その内容を通じて一般の、またエンターテインメント業界における応用の可能性をご一緒に考えることができればと思います。

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