エンジニアリング
次世代グラフィックスAPI「Vulkan™」: 開発背景と機能ご紹介
日時 : 8月25日(木) 10:00~11:00
会場 : R502
形式 : レギュラーセッション
プラットフォーム : コンシューマ アーケード PC モバイル
難易度 :
写真撮影 : 可
SNS公開 : 可
資料公開 : CEDiLにて公開しました
受講スキル
OpenGL/OpenGL ESやDirect3Dといった3D APIに詳しく、3Dグラフィックス・プログラミングの経験や、3Dグラフィックス・プロジェクトのマネジメント経験を有する方。
受講者が
得られるで
あろう知見
得られるで
あろう知見
1. 次世代3D APIが、デベロッパにどのような恩恵をもたらすのかが、理解できる。
2. Vulkanのサポート・プラットフォームに関する情報入手。
3. Vulkanによって制作環境が加速するアプリケーション事例の理解。
4. Vulkanの効果的な使用方法。
2. Vulkanのサポート・プラットフォームに関する情報入手。
3. Vulkanによって制作環境が加速するアプリケーション事例の理解。
4. Vulkanの効果的な使用方法。
セッションの内容
クロノス・グループが2016年2月に発表した、先進のGPUへのアクセスを可能とする次世代の新API「Vulkan™」は、デベロッパに新しいクラスのゲーム開発と、より高度なバーチャル・リアリティ環境の制作を可能とします。どなたでも無料でダウンロード入手できるライセンスフリーなVulkan APIは、従来のOpenGL®やDirect3Dと比較して、レイテンシーを抑え、最適なグラフィックスやコンピュート性能のオーバーヘッドを最小限にし、洗練されたゲーム・エンジンや、ミドルウェア及びアプリケーションが要求する、直接的なGPU管理を提供します。
このセッションでは、クロノス・グループの代表をはじめ同グループの会員企業が、Vulkanの開発背景やその機能紹介を行うほか、PCからモバイルに至るさまざまなプラットフォーム上で高性能かつ低レイテンシーなゲーム開発を行うための、Vulkan活用法を解説します。
講演者プロフィール
ニール・トレベット
クロノス・グループ (The Khronos Group)
代表 (President), Vice President of Mobile Ecosystem, NVIDIA
ニール・トレベットは2001年のクロノス・グループ設立時から現在まで代表を務めているほか、NVIDIA社モバイル・エコシステム担当バイス・プレジデントとしての重責も担っています。NVIDIA社入社以前、トレベットは3DLabs社でシニア・バイス・プレジデント、それ以前はbenchMark Technologies社でグラフィックス・システム開発責任者を務めていました。クロノス・グループへの参画以前は、Web3Dコンソーシアムの代表も務めていました。トレベットは、英バーミンガム大学から電子工学及びコンピュータ・サイエンスの学士号を取得しています。
大渕栄作
株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル
開発統括部
常務取締役開発統括部長
大学院卒業後、大手半導体ベンダに入社し、携帯電話向けのアプリケーションプロセッサ・画像処理技術開発に従事。
2005年(株)ディジタルメディアプロフェッショナル入社後、3Dグラフィクスハードウェア開発に参画し、PICA、SMAPH
IPコアシリーズやSoC製品を開発。
また、Khronosグループにて、各ワーキンググループへの参加と共にOpenVGワーキンググループ議長としても活動。
2005年(株)ディジタルメディアプロフェッショナル入社後、3Dグラフィクスハードウェア開発に参画し、PICA、SMAPH
IPコアシリーズやSoC製品を開発。
また、Khronosグループにて、各ワーキンググループへの参加と共にOpenVGワーキンググループ議長としても活動。
キム・ジョンウ
サムソン電子(SAMSUNG ELECTRONICS CO., LTD)
Mobile R&D Office, Mobile Communications Business
プリンシパル・エンジニア(Principal Engineer)
大学でGPUハードウェア・アーキテクチャとメモリ・サブシステム・デザインを専攻後、サムソン電子に入社し、14年間ハードウェア/ソフトウェア・エンジニアとして勤務。サムソン・リサーチ・センターで数多くの先進ビデオ/イメージ・コーデック・ハードウェアIPの設計に携わった後、2012年にモバイル製品事業部に異動し、数多くの民生モバイル製品プロジェクトに参画。現在、Galaxy全製品向けGPUドライバ及びパフォーマンス分野、ならびにGameDev技術サポート部門の責任者を務めている。