ゲームデザイン
ゲーム内外アクションの手段目的+原因結果関係に着目したEMCE Framework 〜現実問題解決のためのゲームアイデア発想ワークショップ〜
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得られるで
あろう知見
セッションの内容
講演者が開発した、ゲーム内アクションの手段目的構造に着目した EMS Framework は、シンプルで分かりやすく、主にゲームアイデア発想法として学校や企業等でのゲームデザイン教育、ゲーム開発教育に導入されてきました。実際にこの手法を使った事によってCEDEC2014インタラクティブセッション招待の「アオモリズム」などのユニークなゲームが生まれました。
しかしながら、シリアスゲームやゲーム外に目的を持ったゲームのアイデアを発想する場面に於いては、あまり効果を発揮できないという弱点がある事がワークショップを繰り返すうちに分かってきました。その問題を解消するための新しいフレームワークや手法について試行錯誤をする中で、ゲーム内外のアクションの手段目的 ( Ends and Means )だけでなく、ゲーム内外の原因結果 ( Cause and Effect ) の関係にも着目した新たなフレームワーク EMCE Framework を開発しました。
本ワークショップセッションでは、手段目的関係と原因結果関係の違いとゲームデザインとの関係性をレクチャーの後、大学での事例紹介、EMCE Frameworkを使った現実問題を解決するためのゲームアイデア発想をワークショップ形式でトライアルします。
講演者プロフィール
中村 隆之
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