プロダクション
プロダクションラウンドテーブル
得られるで
あろう知見
セッションの内容
プロダクション分野に関する、手法・技法にまつわる課題や解決事例などを共有するためのラウンドテーブルです。
CEDEC2016プロダクション分野定義: http://cedec.cesa.or.jp/2016/koubo/field.html#g02
[構成]
40分:ラウンドテーブル会場内を4分割して、それぞれ独立したテーマを扱います。
ファシリテーター4名がそれぞれ扱いたいテーマを掲げています。
最も興味のある、そのファシリテーターのエリアに着席してください。
20分:各エリアで議論された話題を共有します。
テーマをまたいでの意見交換をこのタイミングで行い、別の角度からの知見を得ます。
[扱うテーマとファシリテーター]
■ 「レガシー開発環境をなんとかする」(粉川)
Jenkins環境などは特に、手軽に構築できる反面、運用や保守を決めないまま使い続けている場合もあると思います。
そういった長年使い続けて出てきた困った事や、見ないフリをしている課題について話し合いましょう。
■ 「開発パイプラインにおける自動化」(竹原)
自動ビルド、自動テスト、デプロイと言ったような自動化の対象に関する話題から、Jenkins等のツールを利用した自動化手法のプラクティスまで幅広く議論できればと思います。最近はDockerを使った自動化環境自体の効率化の事例も聞くようになってきましたし、自動化を更に推進、効率化する為の施策についても話し合いましょう。TAの方の参加も大歓迎です。
■ 「開発手法やプロジェクト管理に関する事例」(田口)
みなさんのプロジェクトで導入した開発手法や管理方法について、うまくいったやり方の事例や、どうすれば素早く開発が進められるかの課題など、自分たちの開発の進め方や手法について議論しましょう。また今年はカンバンが日本でも流行りだしていますのでそういった話題や、ツールやプラクティスの有用性などについても話し合いましょう。
■ 「効率的なコミュニケーション戦略への取り組み」(今給黎)
皆さん大好きなRedmine。Redmineのお話で盛り上がるのもありですし、会議の仕方でどんな工夫しているの?というのも聞いてみたい気がします。朝会・開けた作業空間/遠隔開発・計画会議・タバコ部屋?プロジェクトのコミュニケーション方法もいくつかあると思いますが、皆さんどのように進めているか話し合いましょう。
それぞれのテーマに基づいてラウンドテーブル開始前に課題を集め、それらをベースに議論を進行します。
ラウンドテーブルを効率的に進めるため、以下のレギュレーションを設定します。
[レギュレーション]
1. 課題登録:
参加する議論のテーマに紐づいた、プロダクションの手法・技法にまつわる課題をお持ち下さい。
セッション会場内にテーマ別のホワイトボードを用意しますので、そちらに課題をお書き下さい。
2. 優先入場
課題を事前に登録して頂ける方は優先入場可能とします。セッション開始時間前に入室する事ができます。
聴講のみ希望もしくはその都度発言の方は、セッション開始時間直前に入室可能となります。
3. 進行
提出して頂いた課題を基に、議論を進めます。
4. 課題・議事録の公開
提出して頂いた課題と、議事録は後日CEDEC Degital Libraryに公開予定です。
講演者プロフィール
粉川 貴至
最近の興味はQAエンジニアリングとテスト効率化。
CEDEC2011から運営委員としても活動。プログラム(プロダクション分野)/ システム / CEDiL ワーキンググループ担当。
最近の講演:CEDEC 2015 「長期運営タイトルに後からパイプラインの自動化を導入した際の技術的Tips」
ラウンドテーブル主催:CEDEC 2015 「プロダクション分野のプラクティスについてCIや自動テストなどを中心に語るラウンドテーブル」など
寄稿:「ゲームクリエイターが知るべき97のこと」、オライリージャパン、2012
田口 昌宏
今給黎 隆
Regional Scrum Gathering® Tokyoなどで登壇。
「DirectX 9 シェーダプログラミングブック」著、「ゲームエンジン・アーキテクチャ」監訳など。
DiGRA-J 2016年夏季研究発表大会 大会委員長。認定スクラムプロフェッショナル。認定スクラムマスター。CEDECアドバイサリーボード。情報処理学会 コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会 運営委員。博士(科学)。
竹原 涼
アーケード向けのネットワークライブラリやマルチプラットフォーム対応の描画エンジンの製作、サポートを経て現在はビルド自動化や開発ワークフローの効率化を中心とした業務に従事。