プロダクション
チームのビルドパイプライン、錆びていませんか? ~Jenkinsは定期的に組み換え、掃除しよう~
日時 : 8月26日(金) 10:00~10:30
会場 : R315
形式 : ショートセッション
難易度 :
写真撮影 : 可
SNS公開 : 可
資料公開 : CEDiLにて公開しました
受講スキル
具体的な設定内容に踏み込むため、Jenkinsに関する基本的な知識や、利用経験があることが前提となります。
なお、実際に運用した、Perforce設定や、MSBuild / bat / Groovy などのスクリプトを交えて解説するため、これらの知識があると、より理解しやすいと思います。
なお、実際に運用した、Perforce設定や、MSBuild / bat / Groovy などのスクリプトを交えて解説するため、これらの知識があると、より理解しやすいと思います。
受講者が
得られるで
あろう知見
得られるで
あろう知見
所属プロジェクトの状況に応じて、ビルド内容や、スケールアウトの検討、ビルドスクリプトの保守を継続することの重要性。
また、ビルドスクリプト開発、Jenkins-SCMの連携、GroovyによるJenkinsジョブ制御に関する、具体的な実装例。
また、ビルドスクリプト開発、Jenkins-SCMの連携、GroovyによるJenkinsジョブ制御に関する、具体的な実装例。
セッションの内容
Jenkinsを利用したビルドパイプラインの構築・保守の具体的な事例を紹介し、
ビルドパイプラインを定期的に見直すことの重要性をお伝えします。
当初のビルドパイプラインでは、以下のようなCI(継続的インテグレーション)を阻害するサビがありました。
- ビルド開始から成果物を取得できるまで、2時間かかる
- ビルドの破損の発見が遅れ、修正コストも跳ね上がる
- ビルドスクリプトが複雑化・肥大化しており、保守できるような状況ではない
これを、「Groovyスクリプトでビルドパイプラインの細かなステージを制御する構成」にすることで、
ビルドパイプライン上のサビつきを落とし、CIが機能するように改善しました。
プロジェクトのニーズに応えるビルドパイプラインの一例として、
この構成で利用した構築手法と、Jenkins設定・ビルドスクリプトの特徴的なポイントを解説します。
講演者プロフィール
篠崎 旭
株式会社バンダイナムコスタジオ
技術統括本部 技術本部 技術戦略部 コアテクノロジー1課
ビルドエンジニア
2013年に株式会社バンダイナムコスタジオに技術研究職として入社。
ツール・ライブラリ開発に関わる中で、自動ビルドや自動テストなどに興味を持つようになり、社内初の専任ビルドエンジニアを志願。以後、現在に至るまで2年ほど、内製フレームワーク開発のためのビルド環境の構築・保守に従事。
最近では、フレームワーク開発のみにとどまらず、利用側であるゲームプロジェクトにも出張して、社内でビルド環境の構築を推進している。
ツール・ライブラリ開発に関わる中で、自動ビルドや自動テストなどに興味を持つようになり、社内初の専任ビルドエンジニアを志願。以後、現在に至るまで2年ほど、内製フレームワーク開発のためのビルド環境の構築・保守に従事。
最近では、フレームワーク開発のみにとどまらず、利用側であるゲームプロジェクトにも出張して、社内でビルド環境の構築を推進している。
共同研究・開発者
石丸 健児 (株)オーパス