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CEDEC CHALLENGE
※CEDEC CHALLENGEには、エキスポパス、Co-locパスを含むすべての受講パスで参加可能です。
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結果報告
超早碁九路盤[ちょう はやご きゅうろばん]AI対決
Season 1: The Final 実施要綱
※超早碁九路盤[ちょう はやご きゅうろばん]AI対決参加受付は終了しました。
プログラミング分野の「CEDEC CHALLENGE」は、過去2年に続きコンピュータ囲碁を題材とし、囲碁AI (人工知能) プログラム同士の対局を行います。AIプログラムは、広く一般から募集します。狙いは、このコンペティションを通して、ビデオゲームなどコンピュータエンターテインメント開発に係る技術力向上、及び人材発掘を促進する事にあります。
昨年CEDEC 2011の結果を http://cedec.cesa.or.jp/2011/event/challenge/ai/entry.html でご覧いただけますので、以下の説明と併せてご参照ください。
実施要綱
2012/8/20(月) から8/22(水) まで、パシフィコ横浜で開催されるCEDEC 2012会場にて、予選と決勝戦を行います。決勝戦は、予選を勝ち抜いた上位4プログラムによるトーナメント方式で行います。
優勝されたプログラムは、プロ棋士とのエキシビションマッチを行う予定となっております。3回目の今年は、従来に無い要素を加えての実施を計画中です。
エントリーされたプログラムのソースコードを含む一式は、CEDECが提供するサーバーにより一般公開致します。
ルール概要
対局は、GTP(Go Text Protocol)による接続で行います。
予めGoGui(フリーソフト)などのGTP対応ソフト上で動作することを検証してエントリーして下さい。
※ GoGui (Ver1.30 を使用します) http://gogui.sourceforge.net/
※ GTP (Go Text Protocol) http://www.lysator.liu.se/~gunnar/gtp/
参加者の皆様に、囲碁AIのアルゴリズムのプログラミングに専念して頂くため、GoGui上のCOMの対戦方法、GTPへの対応(サンプルプログラムなど)、その他、囲碁AI参考情報については、昨年 CEDEC 2011 の http://cedec.cesa.or.jp/2011/event/challenge/ai/support.html をご参照下さい。
対局に使用するマシンは「参加者による持ち込み」と致します (昨年までとは異なります。ご注意下さい)。電源コンセント、LANケーブルはCEDECで用意致します。
1000Wを超えるような電力を消費するマシンを持ち込まれる場合は、事前に事務局へご連絡頂ますようよろしくお願いいたします。
なお、本番では外部ネットワークへの接続は禁止します。
対局に使用するのは九路盤で、一手一秒の制限時間を設けます。一方のプログラムが制限時間を超えても着手しない場合や、禁じ手、反則などが発生した場合は、その時点で勝敗を決します。
対局全体の時間は2分を上限とします。2分を超えても終局しない場合は、その時点の局面をもって審判による判定とします。終局に至った場合も、審判により勝敗を判定します。
ルールは、日本棋院による日本方式に準じます。コミは6目半です。
プログラム開発環境
GoGui では、インターネット上からダウンロード可能なGTPに対応した熟練した囲碁プログラム(GNU Goなど)と自身のプログラムを対戦させることが可能です(技術サポートページはこちら)。対戦させながらプログラムに磨きをかけることで、学びつつレベルを上げ大会に臨むことができます。
提出物
応募に際しての提出物の内容についてはソースコード、データ、必要なライブラリ、ビルド環境を指定した文書、ビルド済み実行ファイルをご提供いただきます。
また、アルゴリズムを簡単にまとめた文書(A4一枚以上、当日会場に掲示、及び事後に一般公開予定。一般向けにわかりやすく)を併せてご提出ください。
エントリー受付期間
2012/8/13(月) まで。(プログラム開発は、CEDEC 2012本番直前まで可能です)
エントリー方法
cedec_ai@cesa.or.jp まで電子メールでお問い合わせ下さい。折り返し、CEDEC運営委員会より詳しい情報をお送りします。ご質問についても、こちらのアドレスをご利用ください。締め切りは、8/13(月)とします。
当企画へのエントリーは無料です。
締め切り後、CEDEC運営委員会にて、ご提出頂いたプログラムの動作検証を行います。動作が確認できた方に、予選への参加権を付与いたします。
予選に参加される方は、CEDEC初日、8/20(月)の朝に会場受付においで下さい。
こちらで、1エントリーに1枚、CEDECのフルパスをお渡しします。
チームでエントリーの場合、他メンバの方には3枚を上限に、エキスポパスをお渡しします。
CEDEC公式WEBサイト http://cedec.cesa.or.jp/ でも引き続き当企画に関する情報を開示していきますので、ご参照ください。
皆様より奮ってのご参加をお待ち申し上げております。
「超早碁九路盤[ちょう はやご きゅうろばん]AI対決」 御協力者一覧
囲碁棋士 王 唯任(おう ゆいにん) 五段
昭和52年生 台湾出身
12歳で来日
桜美林大学大学院博士前期課程修了
囲碁普及プロジェクト「IGO AMIGO」の幹事を務めるなど囲碁普及活動に精力的に取り組んでいる
日本棋院ジュニア囲碁スクール 講師
吉原由香里・王唯任・万波佳奈の囲碁教室 講師
桜美林大学オープンカレッジ 講師
囲碁棋士 万波 佳奈(まんなみ かな) 四段
昭和58年生 兵庫県出身
平成16年、平成18年女流棋聖のタイトル獲得
囲碁普及プロジェクト「IGO AMIGO」の代表幹事を務めるなど囲碁普及活動に精力的に取り組んでいる
NHK杯・NHK囲碁講座司会などテレビ出演多数
「吉原由香里・王唯任・万波佳奈の囲碁教室」講師
妹・万波奈穂二段もプロ棋士
著書
「万波佳奈の囲碁入門」(日東書院)
「万波姉妹のぐんぐん強くなる囲碁Q&A」(マイコミ)
「世界一やさしい手筋と詰碁 スラスラ解ける318題」(マイコミ)
「万波佳奈の囲碁上達ハンドブック」(マイコミ)
村松 正和(むらまつ まさかず) 教授
博士(学術)
国立大学法人 電気通信大学 情報理工学研究科 情報・通信工学専攻
昭和40年生 東京都出身
専門は最適化理論。2005年ごろよりコンピュータ囲碁の研究を開始。
UEC 杯、FIT2008 などでコンピュータvs. プロ棋士のイベントを企画&参加。
コンピュータ囲碁フォーラム (CGF) 副会長
情報処理学会ゲーム情報学研究会幹事
伊藤 毅志(いとう たけし) 助教
工学博士
国立大学法人 電気通信大学 情報理工学研究科 情報・通信工学専攻
昭和39年生 愛知県出身
囲碁、将棋などの思考ゲームを中心に、プレーする人間の思考や学習などの認知過程の研究や対戦して楽しいゲーム研究に従事。
UEC杯コンピュータ囲碁大会、5五将棋大会などの思考ゲームのコンペティションの企画遂行、世界コンピュータ将棋選手権広報担当など、コンピュータ思考ゲームのコンペティションや公開対局の企画運営を行なう。2010年の「清水市代女流王将VSあから2010」では、コンピュータ側の合議アルゴリズムを提案し、勝利に貢献。情報処理学会「トッププロ棋士に勝つコンピュータ将棋プロジェクト」メンバー。
エンターテイメントと認知科学研究ステーション 代表
コンピュータ将棋協会 (CSA) 理事
コンピュータ囲碁フォーラム (CGF) 理事
(上記における所属、肩書などは、2012年6月29日現在のものです)