プログラム

公募 BM    PG

~内製ツールは救世主足りうるか?~
あなたのゲームエンジンをもっと多くの人に使っていただくために

日時 
8月20日(月) 17:00~17:30
形式 
ショートセッション
受講スキル

ゲームエンジンや共通ライブラリの使用経験または制作経験、もしくは強い興味。開発効率を上げたい、ゲームを面白くしたいという強い意欲。

受講者が得られる
であろう知見

社内共通フレームワークを使うことによるメリット。社内で同じものを共有することのメリット。そのメリットを享受するために必要なアクションや、上司を説得するための魅力的な口説き文句の数々。

あなたがタイトル開発のために作ったライブラリや、世の中に満ちあふれるゲームエンジンを、社内全体で共有できればもっと開発効率化が図れるのに…そんな思いを抱いている方はいらっしゃいませんか?
カプコンでは、社内製共通ゲームフレームワークである「MT FRAMEWORK」を、社内社外を問わず多くの開発タイトルで採用し、今までに採用されたタイトル数は20タイトルを超えます。
今でこそ、開発人員を超えて社内全体が知る存在となったMT FRAMEWORKですが、そうなるまでには、長い時間をかけてその存在感を増していった過程があります。その中で我々が経験したこと、そしてその結果、我々が享受することができた様々なメリットについて、皆様にもお伝えしたいと思います。

  • 大井 勇樹

    大井 勇樹

    株式会社カプコン

    技術研究部

    テクニカルディレクター

    2003年株式会社カプコン入社。
    ゲームプログラマとして「戦国BASARA」シリーズ等のプロジェクトに参加後、
    「BIOHAZARD 5」からはMT FRAMEWORK(以下MTF)開発などの技術研究を行う部門へ移り、
    ゲーム開発と並行して、プロジェクトチームへのMTFサポート、MTF開発チームとの折衝役を兼任。

    「LOST PLANET 2」プロジェクト終了後はMTF開発チームに合流し、
    テクニカルディレクターとして、MTF開発はもとより、
    開発者全体がハッピーになるための様々な施策を日々模索、実践中。

    CEDEC2011では「ゲーム開発効率化/品質向上ツール ラウンドテーブル」での司会進行を担当。

    《講師からのメッセージ》

    コンソールゲーム開発が肥大化、複雑化していく昨今、
    我々にとってますます重要さを増してくるのは、
    技術はもちろんのこと、「人」や「組織」に対する取り組みではないでしょうか。

    私達がゲームを提供しているお客様はもちろん、
    私達が普段一緒に仕事をしている仲間達も人間です。
    お客様の気持ちになってゲーム開発をおこなうのと同じくらい、
    仲間達の気持ちになって開発環境改善に取り組むことも重要だと考えております。

    共にゲームを創る仲間達が、楽しく快適にゲーム開発に臨めること、
    それが結果として、お客様に喜んでいただけるゲームを生むという信念で、
    日々開発環境の改善に取り組んでおります。
    よりよいゲームのため、皆さんとご一緒に実りあるお話ができればと思います。

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