TOPプログラム ビジネス&マネージメントこのセッション
受講スキル | ゲームエンジンや共通ライブラリの使用経験または制作経験、もしくは強い興味。開発効率を上げたい、ゲームを面白くしたいという強い意欲。 |
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受講者が得られる | 社内共通フレームワークを使うことによるメリット。社内で同じものを共有することのメリット。そのメリットを享受するために必要なアクションや、上司を説得するための魅力的な口説き文句の数々。 |
あなたがタイトル開発のために作ったライブラリや、世の中に満ちあふれるゲームエンジンを、社内全体で共有できればもっと開発効率化が図れるのに…そんな思いを抱いている方はいらっしゃいませんか?
カプコンでは、社内製共通ゲームフレームワークである「MT FRAMEWORK」を、社内社外を問わず多くの開発タイトルで採用し、今までに採用されたタイトル数は20タイトルを超えます。
今でこそ、開発人員を超えて社内全体が知る存在となったMT FRAMEWORKですが、そうなるまでには、長い時間をかけてその存在感を増していった過程があります。その中で我々が経験したこと、そしてその結果、我々が享受することができた様々なメリットについて、皆様にもお伝えしたいと思います。
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大井 勇樹
株式会社カプコン
技術研究部
テクニカルディレクター
2003年株式会社カプコン入社。
ゲームプログラマとして「戦国BASARA」シリーズ等のプロジェクトに参加後、
「BIOHAZARD 5」からはMT FRAMEWORK(以下MTF)開発などの技術研究を行う部門へ移り、
ゲーム開発と並行して、プロジェクトチームへのMTFサポート、MTF開発チームとの折衝役を兼任。
「LOST PLANET 2」プロジェクト終了後はMTF開発チームに合流し、
テクニカルディレクターとして、MTF開発はもとより、
開発者全体がハッピーになるための様々な施策を日々模索、実践中。
CEDEC2011では「ゲーム開発効率化/品質向上ツール ラウンドテーブル」での司会進行を担当。《講師からのメッセージ》