プログラム

公募 NW    PG

~オンラインゲームの新たな波~
IPv4-IPv6 移行期のP2Pゲームクライアントに求められる技術

日時 
8月22日(水) 15:20~15:50
形式 
ショートセッション
受講スキル

・TCP/IPの基礎知識・Socketプログラミング・NAT越えに関する基礎的な知識
・(あればなおよい)トンネリング/デュアルスタック/トランスレータ等、IPv4/v6共存技術の基本知識

受講者が得られる
であろう知見

・P2P型通信を行うゲームクライアントがIPv4-IPv6 移行期に遭遇する問題の認識
・上記問題解決に対するアプローチ方法

IPv6ネットワークへの対応さえすれば、IPv4-IPv6移行期、もう何も怖くないのだろうか?
そんなことはない!
IPv4ネットワーク延命のための技術によって、既存のIPv4ネットワークは、ゲームでのP2P通信に適さないものへと変貌を遂げようとしている。
そしてこれは、既存のIPv4ネットワークで動作しているP2P型のオンラインゲームの動作不良やユーザエクスペリエンスの低下に直結する。
このセッションでは、この先、開発者/ユーザが遭遇するであろうIPv4ネットワーク環境の変化と、その変化に耐えるための手法、さらに、そこにIPv6対応を織り交ぜた実装手法についての解説を行う。

  • 佐藤 元彦

    佐藤 元彦

    株式会社コナミデジタルエンタテインメント

    スタジオITセンター 技術サポートグループ

    スタッフ

    2008年 株式会社コナミデジタルエンタテインメント入社。
    オンラインゲームのネットワーク技術開発、特にNAT越えアルゴリズム、IPv4/v6デュアルスタックP2P通信ライブラリの開発を担当。

    《講師からのメッセージ》

    「IPv4枯渇」という変化に対して、オンラインゲームをユーザに提供する我々は何をすべきだろうか?
    この問いに対し、「IPv6移行」というキーワードが真っ先に思い浮かぶだろう。だが実際、それだけでは不十分だ。
    「IPv4-v6移行期」には「IPv6移行」だけでなく、「IPv4-v6共存技術」による「既存IPv4ネットワークの劣化」にも注意しなければならない。

    今、IPv4上で動いているオンラインゲームが、もう一歩先の未来で直面する問題とはいったい何か?その局面で我々はどういう実装をしてゆくべきなのか?
    その答えはセッションで、お話しします。

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