CEDEC-Net(来場者用Wi-Fiネットワーク)のご案内
CEDEC-Netの接続情報
CEDEC 2015では機材協賛企業と、有志によるNOC(Network Operation Center)チームにより来場者用Wi-Fiネットワークを構築・ご提供しております。
セキュリティ | WPA2 |
SSID | cedec-net ※接続に不具合がありましたら cedec-net4 もお試しください |
パスワード | ※会場で配布するガイドブックをご確認ください |
SNS等への投稿時は、セッション毎に投稿可否をご確認の上、ハッシュタグ#cedec2015をご利用ください。
Tweet #cedec2015
CEDEC-Netの利用上の注意
- 都合により予告なくサービスを中断することがあります。
- 無線LAN接続に必要な設定、ウイルス対策、セキュリティ対策等は、各利用者の自己責任でお願いします。
- 無線LAN回線容量・利用者数・電波環境等により利用できない可能性があります。
- 携帯型Wi-FiルータやテザリングはCEDEC-Netに影響を及ぼす可能性があるため、ご利用を控えて頂けますようお願いいたします。
- CEDEC-Netでの成果について対外発表をすることがあります。
- 発表における基礎データとして、CEDEC-Netで計測したトラフィックデータを使用することがあります。
- 個人を特定する情報の収集は行いません。
ネットワーク構成
今年のCEDEC-Netでは、以下の環境を意識したネットワーク設計を行っています(図 1)。
- iOSアプリ審査要件準拠のIPv6 onlyネットワーク環境
- IPv4アドレス枯渇後の一般家庭向けISPやモバイルネットワーク環境
図 1: CEDEC-Net2015トポロジー図
External
フレッツ光ネクストのIPv6 IPoEでインターネットマルチフィードtransixに接続しています。IPv4は、transixのオプションサービスとして提供されているIPv4 over IPv6トンネル『DS-Lite(Dual-Stack Lite) 』で接続しています。IPv4はISP側機器AFTRでプライベートIPからグローバルIPへ変換(NAPT)されます。
SSID: cedec-net
IPv6 onlyネットワークです。接続する端末にはIPv6アドレスしか付きません。IPv4インターネットへアクセスできる必要があるので、これをNAT64+DNS64という仕組みで実現しています。
たとえばwww4.example.comというサーバにアクセスする場合、DNS64が名前解決してIPv4アドレスのみが返ってきたとすると、それをIPv6アドレスにマッピングして、端末に返します。これで端末からはIPv6アドレスを持つサーバに見えるので、そのままIPv6でアクセスします。次に、NAT64がIPv6からIPv4へ変換することで、このサーバへアクセスすることが出来るようになります。
IPv6 onlyネットワークは一部の端末や特定のサービスでご利用になれないケースがあると予想されます。もし不都合があった場合は次のSSID: cedec-net4をお試しください。不具合について @cedecnet までご連絡いただけると幸いです。
SSID: cedec-net4
IPv4/IPv6の両方を提供するネットワークです。
iOSアプリ審査の要件『NAT64+DNS64環境で動作すること』
今年のWWDC 2015で、携帯網が図 2のようなネットワークになるので、iOSアプリ審査の要件に『NAT64+DNS64環境で動作すること』を加える、というアナウンスがありました。今年のCEDEC-Netでは、CEDEC参加者がいち早く確認できる環境を構築します。SSID: cedec-netで是非お試しください。不具合が確認できたアプリがありましたら、@cedecnet まで情報提供をお願いします。
iOS Developer Library – Prereleaseより引用
図 2: NAT64/DNS64と共に提供されるIPv6携帯網
有志によるNOCチーム
NOCチームとは、このCEDEC-Netを設計・運用する専門のチームで、他のイベントネットワーク構築経験のあるネットワーク業界の方と、ゲーム業界のネットワークエンジニアの方々で構成されています。
新しいスキルアップの場と協力体制の構築
ゲーム業界ではネットワークの専門家が少なく、効率的にスキルアップ出来る場があまりありませんでした。このCEDEC-Netでは、ネットワーク業界からとゲーム業界からの有志でNOCチームを立ち上げることにより、このような場を作り上げています。NOCチームに参加することで、CEDEC-Netの設計・構築について実際に手を動かして学ぶことが出来ます。新しい形のチュートリアルやワークショップと捉えて頂けると幸いです。
また、ネットワーク業界からは「アプリのことが分からない」とか、アプリ(ゲーム)制作者からはネットワーク的に無謀な仕様や要求を時々耳にします。このNOCチームを通じて、相互理解や相互作用などといった新しい協力体制が生まれて、ここら辺が解決していくことを期待しています。
機材協賛企業一覧(敬称略、順不同)
A10ネットワークス株式会社
アトミテック株式会社
ビッグローブ株式会社
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
シスコシステムズ合同会社
サイバーズ株式会社
アイビーシー株式会社
インターネットマルチフィード株式会社
NTTコミュニケーションズ株式会社
株式会社サードウェーブデジノス
株式会社東陽テクニカ
ヤマハ株式会社
NOCチームメンバー(敬称略、順不同)
企画・運営
佐藤 良(CEDEC運営委員会、株式会社コナミデジタルエンタテインメント)
リーダー
土屋太二(ビッグローブ株式会社)
戸辺 論(株式会社インターネットレボリューション)
メンバー
上村裕美子(アイビーシー株式会社)
小澤 暖(NTTコミュニケーションズ株式会社)
桂 健太(NTTコミュニケーションズ株式会社)
熊本龍馬(株式会社バンダイナムコスタジオ)
川上雄也(インターネットマルチフィード株式会社)
川村聖一(ビッグローブ株式会社)
坂元滋信(株式会社インターネットレボリューション)
島田直人(福井大学 大学院工学研究科)
菅野靖朗(株式会社インターネットレボリューション)
高田美紀(NTTコミュニケーションズ株式会社)
多田義政(シスコシステムズ合同会社)
冨樫 洸(インターネットマルチフィード株式会社)
長久 勝(株式会社アトミテック)
西塚 要(NTTコミュニケーションズ株式会社)
野上卓哉(株式会社インターネットレボリューション)
濱 啓介(個人)
益子智光(株式会社タイトー)
松浦庸介(個人)
眞鍋 樹(株式会社コナミデジタルエンタテインメント)
馬淵俊弥(ビッグローブ株式会社)
馬渡将隆(個人)
Caballero Jesus(株式会社インターネットレボリューション)
合計25名