受講スキル | torne の良さがわかるゲーム開発者 |
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受講者が得られる | 現行AV機器の遅延測定情報から得られる傾向と対策 |
昨今、ゲーム機と接続可能なAV機器の高性能・多機能化はめざましいですが、その一方で処理に伴う入力映像・音声の出力時の遅延が目立つようになりました。
当社ではゲーム開発機を用いた遅延測定ツールを開発して、市販のAV機器の出画タイミングを精度良く実測できる環境を構築しました。
機種依存だけでない、入力信号の種別や設定条件などにも応じた測定結果から、我々は多くの実用的な傾向とこの問題への対策を掴んでいるところです。
これらの情報を共有し、操作タイミングがシビアなゲーム開発に役立てていただくことはもちろん、AV機器側にもどのようなスペックが期待されているか、ゲーム制作現場の視点から発信する機会になれば幸いです。
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森口 明彦
株式会社バンダイナムコゲームス
第1スタジオ 技術サウンドディビジョン 技術部 技術開発課
アシスタントマネージャー/リードエンジニア
1995年5月 株式会社ナムコ(現在バンダイナムコゲームス)入社。
最初に手掛けたのは、業務用「レイブレーサー」東京−大阪リモート対戦実験版のゲーム画像リアルタイム中継用圧縮伸長ハードウェア&ソフトウェア。
以来、社内の比較的変わったことに関わることが多く、世に出たものとしては、PSP用「太鼓の達人 ぽ~たぶる」シリーズの楽曲配信スキームなどがある。
最近はマネジメント寄りに業務がシフトしつつも、プライベートのタイムシフト癖が高じてAV機器ネタの反応速度が通常の1.5倍になっており、気付けば今回の発表に。《講師からのメッセージ》